日本口腔内科学会雑誌
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症例報告
亜鉛製剤の切り替えを要した低亜鉛血症を伴う味覚障害の1例
渡辺 陽久坂田 健一郎佐藤 淳羽藤 裕之山崎 裕北川 善政
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2020 年 26 巻 1 号 p. 41-46

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抄録
症例は40代,女性。初診1か月前より自覚する味覚異常を主訴に来院した。
 血液検査結果で低亜鉛血症を認め,亜鉛欠乏性味覚障害と診断した。亜鉛含有量の多い酢酸亜鉛水和物にて亜鉛補充療法を開始し,速やかに自覚症状が改善した。同時に消化器症状を認めたため,ポラプレジンクに変更し補充療法を継続した。2種類の亜鉛製剤を切り替える形で用い,亜鉛補充療法を継続することで味覚障害と低亜鉛血症の改善を認めた。
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© 2020 日本口腔内科学会
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