静脈経腸栄養
Online ISSN : 1881-3623
Print ISSN : 1344-4980
臨床経験
経管栄養における1日2回投与法の利点と欠点の検討
豊田 めぐみ菊池 誠鷲澤 尚宏小暮 利和川口 キミエ皆川 智海
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29 巻 (2014) 6 号 p. 1385-1392

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抄録

 経管栄養の1日2回投与法は看護業務の改善に繋がるのか、また、経管栄養が安全に行えるのかについて前向きに検討を行った。2008年10月~2010年5月の間に投与回数を1日3回から2回投与へ変更をした療養病棟入院中の患者7例(平均年齢85.0歳)について変更前と変更後における血液検査とBMIについて看護業務の変化については質問紙法による調査を実施した。その結果、BMIは徐々に増加しており4ヵ月後には有意に増加した。血清Alb値に変化はみられず、TC、TG、LDLは変更1ヵ月後に有意に上昇したことから1日2回投与法では定期的に体重測定と血液検査をする必要があると考えられた。一方看護業務については、夜勤帯における看護業務が改善され繁雑性がなくなったことから業務改善に繋がる方法であると考えられた。

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© 2014 日本静脈経腸栄養学会
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