日本小児外科学会雑誌
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Broviac カテーテルから皮下埋め込み式ポートカテーテルへの置換
高田 晃平連 利博東本 恭幸西島 栄治津川 力宮本 恵弘若林 良見須 英雄馬淵 理
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1996 年 32 巻 1 号 p. 29-32

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抄録
小児悪性腫瘍の治療に際して,静脈アクセスは重要で,現在,主として Broviac カテーテルと皮下埋め込み式ポートカテーテルが用いられている. 静脈アクセスを持つ患児が家庭での Quality of Life を向上させることを目的として,小児悪性腫瘍患児10例に対して使用中の Broviac カテーテルを切断してポートを装着する処置を行い,皮下埋め込み式ポートカテーテルとして使用を継続した. Broviac カテーテル挿入から置換までの Broviac 使用期間は平均229.8日,最長600日. ポートの留置期間は平均460.1日,最長1047日であった. 置換手技は簡便で平均手術時間は43.0分であった,感染やカテーテルの脱落などの置換処置に伴う合併症は認めず,良好な結果を得た.
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© 1996 特定非営利活動法人 日本小児外科学会

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