抄録
生態環境の回復に有効な手法であり, しかも施工効率に優れ, 確実性が高い「播種工による早期樹林化方式の緑化技術」に着目し, 乾燥地に対する緑化工法の開発を目的として考案した保育ブロックについて, 使用資材の使用量及びその配合と, 保水性や生育性などとの関係について検討した。その結果, 土壌活性改良剤の混合によって, 保育ブロック材の仮比重と固相率が小さく, 液相率と気相率が高くなった。また, 土壌活性改良剤を加え, 保育ブロック材の保水性を改善すると, 植物の生育が良好になる結果を得た。保育ブロックの形状を維持するため土壌保全剤の添加による植物生長への影響は認められなかった。