日本緑化工学会誌
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論文
広域的視点による都市および近郊農業地の土地利用状況と鳥類との関係
濱田 梓福井 亘水島 真瀬古 祥子
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2016 年 42 巻 1 号 p. 62-67

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抄録
農空間はモザイク状空間であり,重要な生物の生息空間である。しかし,都市や近郊部では宅地化などの影響により農地が減少している。そこで本研究では,農地が広く残る空間と宅地化の進む農地空間を対象として越冬期に鳥類調査を行い,宅地化および農地の連続性が鳥類に与える影響を明らかにすることを目的とした。その結果,宅地化により建築物,道路面積が増加し,ホオジロに負の影響を与え,ハクセキレイやスズメなどに正の影響を与えることが分かった。宅地化の進む地域ではヒバリ(Alauda arvensis Linnaeus.)が観察されなかった。また,宅地化の進む地域においても農地の連続度は鳥類に影響を与えていることが明らかとなった。
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