新潟大学大学院自然科学研究科
新潟大学自然科学系(農学部)
2017 年 43 巻 1 号 p. 127-132
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農業廃棄物であるもみ殻は資源量が豊富であり,その有効な活用法の確立が求められている。本論では,もみ殻灰を活用したセメント改良土の緑化基盤材としての適用性を,圧縮強度試験,X 線 CT 撮影,透水試験,保水性試験から評価した結果を報告する。検討の結果,もみ殻灰置換率が 60 %のとき,ポゾラン反応の効果が最大となることが明らかになった。もみ殻灰置換率が 60 %では,空隙率,透水性の性能目標値を満たすことが明らかになった。
緑化工技術
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