岡山大学病院 整形外科
光生病院 整形外科
2025 年 41 巻 6 号 p. 748-752
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多発性軟骨性外骨腫症では30~60%に前腕の変形を伴うことが知られているが,治療方針については一定の見解が得られていない.著者らは尺骨短縮・手関節尺屈変形例に対し,外骨腫切除術に加え,橈骨の矯正骨切り術および尺骨延長術を行っている.当院で手術を施行した5 例を対象とし,術前後の関節可動域,橈骨の彎曲,Ulnar Variance,尺骨延長量について評価した.術後骨のリモデリング,関節可動域の増加が得られ,有効な治療法と考えられた.
日本手の外科学会雑誌
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