東京経済大学経営学部
2020 年 50 巻 1 号 p. 167-190
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近年多くの国々において進行している死亡率の低下とそれに伴う寿命の伸長は,「長寿リスク」という新たなリスクを顕在化させている.このような死亡率のダイナミックな変動とその影響に対処するために,確率的死亡率モデルと呼ばれる一連の統計モデルが活用されている.本稿では,いくつかの代表的な確率的死亡率モデルを説明し,その応用として,著者らによって提案されたベイズ・アプローチによる長寿リスクの評価手法を紹介する.
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