鳥取大学農学部獣医病理学教室
北六甲動物病院
2008 年 13 巻 2 号 p. 55-56
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脚麻痺を呈した成体の野鳥のハイタカの病理解剖の結果,両側の大腿部筋肉の重度の萎縮および菲薄化が認められた。組織学的検索の結果,両側の胸筋,上腕二頭筋,大腿二頭筋および大腿四頭筋における筋線維の多発性巣状の硝子変性および異栄養性石灰沈着等の変化が認められた。ビタミンEおよびセレン欠乏症に基づく栄養性筋症の初期段階の病変であることが推察された。
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