発明通信社は創業以来70余年にわたり企業や特許事務所へ,特許情報やデータベース,特許調査など様々なサービスを提供している。その中のうち,特許検索データベースのHYPAT-i2は検索・表示・出力などの機能以外に検索結果の分析や検索用のキーワードを提案する機能を備えている。これらの機能は検索結果を集計して検索集合の傾向がどのようなものかを表示するだけではなく,利用者がこれから行う検索の方向性を確認するツールとしても有効である。本稿では簡単ではあるが実例を用いてこれらの分析機能の使い方の説明と本年4月にリリースしたHYPAT-DUのAI解析を利用したAI-SDIの紹介をする。