情報の科学と技術
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特集:震災アーカイブの持続的な継承
震災アーカイブの組織・制度面からの課題の考察
柴山 明寛
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2026 年 76 巻 2 号 p. 60-65

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抄録

2011年東日本大震災の発生以降,「震災デジタルアーカイブの元年」と言われるほど,数多くの震災デジタルアーカイブが構築された。しかしながら,15年が経過した現在,震災デジタルアーカイブの閉鎖が続いている状況である。震災アーカイブの継承の課題は,確定的なひとつの課題というわけではなく,複数の要因が絡み合っている。それは,組織的・人的資源の課題や運営費の課題,利活用の課題,デジタルの課題,連携の課題,制度の課題があると考えている。本稿では,震災デジタルアーカイブの誕生から閉鎖の概要,そして,6つの課題について考察する。

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