日本教育工学雑誌
Online ISSN : 2432-6038
Print ISSN : 0385-5236
電子回路モデルによる生理学実習法改善の試み
インパルス伝導について
溝手 宗昭
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1978 年 3 巻 2 号 p. 71-77

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抄録

医学生を対象とした生理学実習“インパルス伝導’'は生体の一般的電気現象を正しく分析するための基礎的な実習であり,その電位導出にあたっての技術の修得,得られた活動電位波形の分析法などの修得を目的としている.従来の実習は余りに複雑なために項目を制限したり,電子機器の操作を簡単にしたり,時には実験供覧のみによって実習することが多かった.この実習を最も複雑にしている要因としては,学生が十分な生理学的応用力を持たないうえに,生命を維持しながら複雑な電子機器を取り扱うことにあった.そこで電子回路によって活動電位波形を発生するように構成し,試料を使用しないで模擬実習が行えるような実習装置を作製した.これをVTRシステムと併用することにより,ある程度,学生が独力でも実習が可能になり,一定の実習時間内に,正確にかつ多くの項目について,さらにより深い生理学的考察が学生にとって可能となった.

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© 1978 日本教育工学会
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