わが国には,公立の機関として629の視聴覚センター・ライブラリーが存在し,教材の供給,教材情報の提供活動を行っている.本論文では,これら視聴覚センター・ライブラリーの活動を援助するパーソナルコンピュータによる教材情報管理システム(IMMS)について述べている.IMMSは,教材数1,000~5,000程度を保有する視聴覚センター・ライブラリーに適合するシステムとして開発され,教材の検索,教材の予約,貸出し管理を対話型で行うシステムである.またこのシステムは,教材データベースJEMISSとファイル交換を可能にしている.IMMSは,豊橋市視聴覚教育センターほか3か所で稼動しているが,教材が効率的に利用できるようになったため,教材利用が促進されると同時に,利用状況の統計が即時に得られるため利用者への広報活動や教材購入が的確に行われるようになった.