保健医療科学
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自治体の保健師に求められるジェネラリストとしての専門性
―チームで対応した事例による考察―
崎村 詩織
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2018 年 67 巻 4 号 p. 360-364

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抄録

自治体の保健師は主に,地域の母子保健・精神障害者・長期療養者等を対象とした直接的支援(ケースワーク)および地域保健に関する政策立案や保健サービスの事業化を専門分野としている.近年の地域保健を取り巻く環境の変化により,保健師が介入する事例は複雑・困難化しており多数の関係機関が関わることが多い.加えて,政策立案や事業化においても関係機関との協働が重視されるようになってきた.保健師は,関係機関とチームで問題を解決し,関係機関同士を問題解決に向かってまとめていく,「ジェネラリスト」としての専門性が重視されている.本稿では,自治体の保健師活動の中で,多数の関係機関や多職種が関わり解決してきたケースワーク事例および政策立案の事例を分析し,保健師に求められる「ジェネラリスト」としての専門性や役割について考察した.その結果,保健師に求められるジェネラリストとしての専門性を発揮するために必要な能力は,①コミュニケーション能力,②コーディネート能力,③マネジメント能力の 3 つであると考えられた.

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© 2018 国立保健医療科学院
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