放射線防護の考え方に基づき,地下施設における廃棄体 (ガラス固化体を収納したオーバーパック) ,緩衝材のハンドリング方法について検討し,縦置き定置方式,横置き定置方式について,廃棄体および緩衝材のハンドリング工程,ハンドリング設備の概念を示した.さらに,廃棄体および緩衝材の定置・埋設の方法と設備について検討し,それぞれの設備寸法を明記した概念図を示した.また,埋戻しおよびプラグの方法・材料について検討し,現状技術のうち最適な技術・材料を提案した.支保工に関しては,主に撤去の可能性に着目した検討を行った.最後に,処分場の閉鎖前後における現時点でのモニタリングの考え方を整理した.