日本臨床皮膚科医会雑誌
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論文
ジアミノジフェニルスルホンが奏功した小児のIgA血管炎の1例
清水 香川瀬 正昭江藤 隆史
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2018 年 35 巻 3 号 p. 514-517

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抄録

8歳男児.両側下肢の紫斑,両側手首,左足首,両膝の疼痛,発熱を主訴に来院.初診時,咽頭,扁桃の発赤と両下肢全体に浸潤の触れる紫斑を認めたため,下肢の紫斑より皮膚生検を施行.leukocytoclastic vasculitisの病理所見から,IgA血管炎と診断した.ビタミンC,トラネキサム酸,アセトアミンフェンの内服とステロイドの外用で治療を開始したが,関節痛が持続しており,皮疹も新生したため,ジアミノジフェニルスルホン(DDS)1mg/kg/日を開始したところ,症状が速やかに改善した.その後DDSを徐々に減量し,内服を開始してから約半年でDDSの内服を終了とした.以後1年経過しているが再発はない.

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© 2018 日本臨床皮膚科医会
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