抄録
新聞製作における組版から印刷までの工程を,CTS方式で行なっている新聞社はいくつか存在するが,日刊福井ではJEM-NEAC7500電算写植システムを利用した,新聞自動編集システム(FENICS:福井エディターズ・ニュース・インフォメーション・コンピュータ・システム)を開発し,平日16ページ,土曜24ページを製作,発行している。電算化されている部分は,原稿の入力,モニター出力,ディスプレイ校正(フロッピー・ディスク使用),版下作成の工程で,人員の大幅削減,ミス入力の減少,新聞社特有の保有的体質の一掃など,種々の効果をあげている。FENICSをサポートする側面としての全員パンチ訓練制度,チーム編成方式なども特色がある。開発段階から現状および将来方向を述べた。