学際領域の情報構造の性格を明らかにするために平和研究をとり上げて分析した。データベースにはPeace Research Abstracts Journal(PRAJ)第15巻(1975)を使った。発表形態からみた平和研究の性格と発表形態と研究主題との関係を明らかにした。これらは平和研究文献の探索の便にも資することができる。また,PRAJの抄録活動の問題点をも指摘した。
有機化合物情報の管理における化学構造式の重要性を述べ,WLN(Wiswesser Line Notation)方式の進展の状況と,WLN方式による住友化学工業(株)の有機化合物情報管理システムの概要について述べた。また原子-原子検索などを含めて,WLNデータの解読,検索,検索解答の印刷の3つのサブシステムについて,コンピュータ処管の流れを中心として解説を行なった。