油化学
Online ISSN : 1884-2003
ISSN-L : 0513-398X
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸-14Cの生分解
窪寺 忠良武藤 利雄山本 龍夫
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1978 年 27 巻 12 号 p. 838-842

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抄録

直鎖を14Cで標識したDBS-14Cを用いてその生分解性をトレーサー法と.それに合わせてLASの分析法として広く使用されているメチレンブルー法で実験を行った。活性汚泥を用いて, DBS溶液を24℃にて生分解を行わせた。その分解過程には吸着, じゅん化, 分解の3期間があると考えられる。5000キューリーのコバルト60でDBSの放射線分解を行った。
分解生成物はGLCとGC-MSスペクトルで確認した。それらの中に1-テトラロン, 1-インダノン, 4-メチル-1-テトロン, ナフタレン等が見いだされた。

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