直鎖を14Cで標識したDBS-14Cを用いてその生分解性をトレーサー法と.それに合わせてLASの分析法として広く使用されているメチレンブルー法で実験を行った。活性汚泥を用いて, DBS溶液を24℃にて生分解を行わせた。その分解過程には吸着, じゅん化, 分解の3期間があると考えられる。5000キューリーのコバルト60でDBSの放射線分解を行った。
分解生成物はGLCとGC-MSスペクトルで確認した。それらの中に1-テトラロン, 1-インダノン, 4-メチル-1-テトロン, ナフタレン等が見いだされた。