作業療法
Online ISSN : 2434-4419
Print ISSN : 0289-4920
実践報告
慢性期脳卒中後の上肢運動障害に対するTransfer packageを中心とした週1回20分の外来作業療法の取り組み
─事例報告─
小渕 浩平竹林 崇松井 克明村岡 尚中村 裕一
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2019 年 38 巻 4 号 p. 497-504

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抄録

学習性不使用による慢性期脳卒中後の上肢運動障害に対し,Constraint-induced movement therapy(以下,CI療法)の主要コンセプトであるTransfer packageを,外来作業療法にて実施した.低頻度(週1回20分)であったが,4ヵ月後には臨床上重要な最小変化を大きく超える,麻痺手の使用行動と上肢機能の改善を認めた.さらに,事例が目標とした活動の多くを獲得することができた.CI療法は,訓練時間や医療保険適応の問題が指摘されているが,事例の状態によっては,必要なコンセプトを中心に,低頻度の介入でも効果が得られる可能性が示唆された.

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© 2019 一般社団法人日本作業療法士協会
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