抄録
大規模店舗立地法の施行から10年が過ぎ,多くの大型商用施設で店舗改装が計画されている。このような改装計画では併設している駐車場改良も同時に実施されるケースが多い。本取り組みでは,商業事業者が計画している駐車場レイアウト変更に際してシミュレーション技術を適用し、入出庫の円滑化を所要時間として推計することで、利用者へのサービスがどのくらい改善されているのかを評価した。またレイアウト変更前後に実測調査を行い、シミュレーションによる推計値の精度と適用時の課題を整理した。このような技法を計画段階に取り入れることで、駐車場内部のサービスレベルの改善目標が明確になり、より利便性を高めたレイアウトが提供できると思われる。