ペット栄養学会誌
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犬・猫用総合栄養食の関西地域における利用の実態調査
大石 武士小林 友子原 祐子西村 栄子
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2001 年 4 巻 1 号 p. 13-17

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抄録
食餌の一部に総合栄養食を利用しているペットオーナーは80%にも達すると言われているが,総合栄養食がどのような基準で選ばれ,どのように利用されているかなどの利用実態に関する情報は少ない。そこで関西地域(大阪市,神戸市,奈良市)の利用実態を知るために,同地域の50店舗で販売されている犬・猫用総合栄養食の種類を調査した。同時に,犬および猫のオーナーに対してペットフードの利用状況についてアンケート調査を実施した。調査対象とした50店舗では338種の総合栄養食が販売されていた。調査地域ではドッグオーナーの77%程度が,また,キャットオーナーの95%程度が何らかの形で総合栄養食を利用しており,その購入時には嗜好性を最も重視していた。
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© 日本ペット栄養学会
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