Journal of the Japan Petroleum Institute
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一般論文
ニッケル触媒上でのメタン分解反応における二酸化炭素の影響
永易 圭行浅井 宏太中山 哲成岩本 伸司矢ヶ崎 えり子井上 正志
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2006 年 49 巻 4 号 p. 186-193

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抄録
熱重量分析装置を用いて,二酸化炭素共存下でのニッケル触媒によるメタン分解反応を検討した。純メタンの分解反応と同様に,メタンは水素と多層カーボンナノチューブに分解された。しかし,メタン分解反応と同時に二酸化炭素改質反応,炭素のガス化反応およびシフト反応が起こり,一酸化炭素や水も生成した。純メタンの分解反応と比較すると,二酸化炭素共存下では,触媒は徐々に失活した。また,反応ガス中の二酸化炭素濃度の増加により炭素生成量は増加したが,二酸化炭素濃度がさらに高くなると炭素生成量は逆に減少した。この研究で最も興味深いことは,炭素生成が停止した後にも関わらず,二酸化炭素改質反応が継続する点である。これらの結果より,触媒が失活する機構について検討を行った。
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© 2006 公益社団法人石油学会
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