日本家禽学会誌
Print ISSN : 0029-0254
ホルマリン散布による消毒効果の検討
古田 賢治高橋 次夫
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1984 年 21 巻 1 号 p. 8-11

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抄録

ホルマリン散布による消毒効果について基礎的な検討を行った。大腸菌又は黄色ブドウ球菌で汚染した人工汚染検体,平飼い鶏舎床面に放置して汚した自然汚染検体を,1m3の木箱内又は14.5m3の消毒室内で,40ml/m3のホルマリンを霧状に散布,又は燻蒸により消毒した。
1検体当たり大腸菌104.5,黄色ブドウ球菌104.7が付着していたが,ホルマリン散布後3時間以内に菌が検出されなくなった。自然汚染検体には107.3/検体又は106.5/cm2の菌が付着していたが,ホルマリン散布24時間後に極く少数の菌が検出されることがあった。ホルマリン散布の効果は燻蒸による効果と差はなく,高い消毒効果が得られた。

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