抄録
「目的」本研究の目的は、肩関節回旋筋力に対する、筋収縮力向上を目的とした PNF トレーニング群(P 群)、と腱板トレーニング群(C 群)の効果について調査することである。 「方法」対象は、健常成人 14 名とした。P 群は、屈曲外転外旋・伸展内転内旋パターンを、C 群は、セラバンドを用い、自己で肩関節内外旋運動をそれぞれ1日に5回×3セット行った。トレー ニング期間は 20 日間とした。筋力測定は、BIODEX を使用し、角度 60°/sec、180°/sec での肩関節回旋筋力を測定し、介入前後の差を分析した。 「結果」介入後に P 群は、60°/sec 外旋での外旋筋力が有意に増加した。C 群は 60°/sec での外旋、180°/sec 内旋、外旋筋力が有意に増加した。
「結論」肩関節内外旋筋力に対する、筋収縮力向上を目的とした継続的な PNF トレーニングと腱板トレーニングでは、腱板トレーニングがより効果的である。