近年,住宅地域に葬祭施設が建設されるようになり,室内の線香や焼香の煙が施設から排気され,その排気が周辺住民の苦情の対象となる事例が生じている.そこで①水噴霧処理,②活性炭処理.③常温触媒処理について実験室的規模で脱臭性能を検討した.線香臭・焼香臭を対象として,臭気濃度を用いて脱臭の性能について基礎的な実験を行い,空間速度と脱臭効率で評価した.線香の種類によって脱臭効率が異なり,水噴霧処理では脱臭効率が低く,活性炭処理では脱臭効率が高く,活性炭処理と常温触媒処理を組み合わせることによって処理効率を高めることが明らかとなった.