自動車技術会論文集
Online ISSN : 1883-0811
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研究論文
被追突時の頚部傷害軽減のための傷害指標と評価基準の提案
- 志願者実験と事故再現シミュレーションによる解析 -
佐藤 房子アントナ ハコボ江島 晋山崎 邦夫小野 古志郎アディティヤ プラムディタ ジョナス宇治橋 貞幸金岡 恒治
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2010 年 41 巻 2 号 p. 233-239

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抄録
被追突事故において頚椎椎体間の過度な動きにより椎間関節包や椎間板などの軟組織に局所的なひずみが生じ,頚部の痛みを惹起するとの仮説から頚部傷害指標を提案する.椎体間の動きをひずみで定義し,このひずみと相関のあるダミーで計測可能な物理量を頚部傷害の評価指標として選定し頚部傷害発生のリスクカーブを導いた.
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© 2010 公益社団法人 自動車技術会
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