自動車技術会論文集
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研究論文
燃焼帯を考慮した乱流燃焼モデルを使ったトレースノックの解析
北田 泰造城田 貴之野中 一成飯塚 捷田中 大口田 征人酒井 康行永野 幸秀北川 敏明
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2019 年 50 巻 2 号 p. 328-333

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抄録

ガソリンエンジンは100サイクルに2,3回発生する速い燃焼によって生じるトレースノックにより点火進角が制限され,熱効率向上を阻んでいる.そこで,実機のサイクル変動を再現できる燃焼帯を考慮した乱流燃焼モデルに化学反応計算を加えた計算コードを作成して,このトレースノックの発生状況を解析した。

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© 2019 公益社団法人 自動車技術会
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