自動車技術会論文集
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研究論文
セミアクティブサスペンション向けイオン伝導性ポリウレタン粒子を用いた 電気粘性流体の耐熱性評価と改善検討
石井 聡之酒井 佳恵須賀 竜一青木 康浩浅沼 道裕
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2022 年 53 巻 2 号 p. 233-239

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抄録
電気粘性流体(ERF)は,電圧の印加で可逆的に粘性が変化する.その特性を利用した制御サスペンションが提唱されており,主流であるバルブ駆動より早く減衰特性を制御できるため乗り心地に優れるとされる.本発表では,ポリウレタン粒子とシリコーンオイルからなるERFの特性とERダンパの減衰特性を報告する.
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© 2022 公益社団法人 自動車技術会
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