抄録
沖縄のジャーガル(重粘土壌)圃場における排土型心土破砕機(プラソイラ:スガノ農機(株),以下,排土型)の適正な作業条件を解明するため,2種類の土壌(黒ボク土,ジャーガル)と2種類の作業機(排土型,サブソイラ)を供試したけん引抵抗試験を実施した。その結果,排土型のけん引抵抗は,いずれの土壌においても,作業深の増加に伴って指数関数的に増加することがわかった。排土型の平均けん引抵抗は,平均作業深 45∼50 cmの範囲において,黒ボク土では 2割,ジャーガルでは 4∼5割程度,サブソイラより低い値を示した。ジャーガルにおける心土破砕作業では,作業速度の増加に伴って車両ピッチングが直線的に増加する傾向が確認された。