抄録
開発したディスク式中耕培土機(開発機)とロータリ式中耕機(対照機)で適期に各 2回作業した 5箇所の大豆栽培ほ場において,土壌物理性の調査を 11回,大豆の生育·収量等の調査を 13回行い,以下の結果が得られた。(1)湿潤な土壌条件における開発機 2回作業区(D-D)の畝上部表層における大豆収穫前の土壌固相率は,1回目を逆転ロータリで,2回目を正転ロータリに培土板を取付けた対照機で作業した区(R-Rm)の0.95倍,逆転ロータリの対照機 2回作業区(R-R)の0.98倍であり,D-D 区の土壌含水比は R-Rm 区の1.10倍であった。(2)湿潤な土壌条件で中耕培土を行った場合,R-Rm 区に比べD-D区の大豆収量は約15%高かった。