京都大学大学院農学研究科
2015 年 77 巻 6 号 p. 464-469
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本研究では,自脱コンバインロボットによる隅刈制御手法の開発を行った。隅刈とは,コンバインが圃場の4隅で旋回するために必要なスペースを作るための刈取作業である。4条刈自脱コンバインロボットにより実験を行った結果,稲の踏み倒しや刈残しをせずに十分な旋回スペースを作ることが可能であった。目標経路に対する走行精度は,隅刈行程時の横偏差で最大0.102m,旋回後に次刈取経路に対する横偏差で最大0.064m,方位偏差で最大8.10°であった。
農業機械学会誌
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