農業食料工学会誌
Online ISSN : 2189-0765
Print ISSN : 2188-224X
ISSN-L : 2188-224X
研究論文
高精度ハイスループットフェノタイピングのためのトラクタ搭載型マルチカメラシステム
ンジャネ スティーブン ンジェヒア伊藤 淳士吉田 光希朱里 勇治土屋 史紀辻 博之
著者情報
ジャーナル フリー

2024 年 86 巻 3 号 p. 172-187

詳細
抄録

フェノタイピングのためのトラクタ搭載型のマルチカメラシステムを開発し,UAV-RGBを用いる従来手法との比較を行った。本システムは,斜方および鉛直下向きの6台のカメラから構成され,トラクタ走行時に十分にオーバーラップのある画像を取得できる。バレイショの3つの品種,キタヒメ,トウヤ,トヨシロについて,自動画像生成パイプライン(PREPs)を用いて植被率,草高および体積の変化を推定した。マルチカメラおよびUAVの両システムともに,生育旺盛期には体積はトヨシロの体積が最大であると推定された。また,両システムを用いた草高の推定値の間には,決定係数(R2)が0.97という高い線形相関が見られた。

著者関連情報
© 2024 農業食料工学会
前の記事
feedback
Top