抄録
遊離砥粒を用いた超音波加工においては, さまざまな加工条件の変動が加工精度, 加工効率などに影響を与える. 本研究では, 工具材として摩耗の少ない焼結ダイヤモンドを用い, 工具直径, 加工圧およびスラリー流速の3つの条件を変えて加工速さを調べた. その結果 (1) 加工時間が最も短くなる最適加工圧が存在する (2) 工具を小径化すると, 最適加工圧は工具断面積に反比例して大きくなる (3) スラリー流速が加工速さに影響を与え, 工具が小径化するにつれて最適スラリー流速は遅くなることがわかった.