日本アスレティックトレーニング学会誌
Online ISSN : 2433-572X
Print ISSN : 2432-6623
原著
5 kmランニング後の足部内側縦アーチの変化と足趾把持筋力との関連
名頭薗 亮太西田 智辰見 康剛西山 侑汰国枝 結花久保 誠司
著者情報
ジャーナル フリー

2025 年 10 巻 2 号 p. 119-124

詳細
抄録

本研究では健康な男子大学生を対象に,5 kmランニング後の足部内側縦アーチ(MLA:Medial Longitudinal Arch)の変化および足趾把持筋力とランニングによるMLAの変化との関連を横断的に検討した.その結果,5 kmランニング後に舟状骨高およびアーチ高率が低下し,足趾把持筋力とランニング前後におけるアーチ高率変化量との間に有意な正の相関関係(r=0.48)が認められた.このことから,ランニング障害予防のためには5 kmという比較的短いランニング距離においてもMLA低下を予防することが重要であることが示唆された.今後は,足部の機能向上を目的としたトレーニングがランニングによる MLA 低下に及ぼす影響について検討する必要がある.

著者関連情報
© 2025 一般社団法人 日本アスレティックトレーニング学会
前の記事 次の記事
feedback
Top