2025 年 10 巻 2 号 p. 77-82
東京2020オリンピック以降,競泳日本代表コンディショニングチームではトレーナー内の役割分担を資格別に明確にし,男女のバランスを考慮したサポート体制を継続した.また,水泳肩対策に取り組み一定の効果をもって大会に臨むことができた.パリ2024オリンピックでは,決勝開始が20時半と遅かったため,村内トレーナーと村外トレーナー計4名にて0時以降もサポートできる体制をとった.今後,所属トレーナーとの共同した活動など我々トレーナーの新たな課題を示唆する大会であった.