日本アスレティックトレーニング学会誌
Online ISSN : 2433-572X
Print ISSN : 2432-6623
実践報告
大学アメリカンフットボール選手における輻輳近点の変化に関する事例報告
箱﨑 太誠川本 将太﨑濱 星耶倉持 梨恵子
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2021 年 6 巻 2 号 p. 189-195

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抄録

本研究は日本の大学アメリカンフットボール選手を対象に,頭部衝撃の影響が評価できる輻輳近点の測定を合宿期間中における2回の練習それぞれの前後(4時点),秋季リーグ戦の2試合それぞれの前日と翌日(4時点),及びベースライン値の測定を含めて9時点で実施した.その結果,ベースライン値と比較して,合宿の練習後や試合翌日に輻輳近点が有意に増加していた.今後は頭部衝撃の曝露量を定量化し,輻輳近点への影響を調査していく必要がある.

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© 2021 一般社団法人 日本アスレティックトレーニング学会
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