日本急性血液浄化学会雑誌
Online ISSN : 2434-219X
Print ISSN : 2185-1085
症例報告
持続的腎代替療法施行中のリハビリテーションにおける
脱血不良アラーム発生状況の報告
小原 成美関根 広介鵜澤 吉宏笹野 幹雄安田 英人林 淑朗
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2016 年 7 巻 2 号 p. 126-129

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抄録

【背景】CRRT(continuous renal replacement therapy)施行中のリハビリテーション(リハビリ)の安全性が報告されているが,アラームの発生によりリハビリが実施できないことを経験した。【目的】ICUにてCRRT施行中にリハビリを実施した患者のアラームの発生状況と,リハビリの実施可能性を調査すること。【方法】2014年4月から12月に当院ICUに入室しCRRTを施行されリハビリを実施した患者のアラームの発生と種類,リハビリ状況,カテーテルトラブルを観察した。【結果】ICUにてCRRTを施行した患者は9名,リハビリ処方があったのは4名であった。アラームは鼠径部にカテーテルが留置された患者2名に生じた。【結論】CRRT施行中のリハビリ時にはアラームが発生する可能性がある。リハビリを実施する際には,カテーテル留置部位や血管内循環血液量への配慮が必要であることが考えられた。

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© 2016, 特定非営利活動法人 日本急性血液浄化学会
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