2021 年 2 巻 J2 号 p. 418-427
社会基盤構造物の点検自動化・効率化を目標として点群が取得されるケースが増えている.点群の活用においては点群を部材毎に分類するセグメンテーションが求められる.本研究では橋梁点群データを部材毎に自動的にセグメンテーションする技術の構築を目的とする.3次元の橋梁点群を2次元画像化した後,Deeplabv3+を用いた画像ベースのセマンティックセグメンテーションにより部材推定を行い,推定結果をもとの3次元点群に反映することで点群のセグメンテーションを行った.