2026 年 5 巻 1 号 p. 356-361
本研究では,上層路盤を含めたアスファルト舗装の塑性変形抵抗性を評価し得る新たな試験方法の開発を目的に,粒状路盤上にアスファルト混合物を設置した供試体の塑性変形抵抗性を評価した.路盤材の粒度と締固め度,アスファルト混合物のバインダ種,試験温度をパラメータとした試験を実施した結果,路盤材の粒度が細かい場合や,路盤の締固め度が低下した場合においてアスファルト舗装の塑性変形抵抗性が低下する傾向を把握できた.この結果から,本手法によって室内検討において粒状路盤層の性状がアスファルト舗装の塑性変形抵抗性に及ぼす影響を評価し得ることが示唆された.