土木学会論文集A
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ISSN-L : 1880-6023
和文論文
腐食鋼板の引張・降伏耐力評価法の検討
森 猛橘 敦志野上 邦栄山沢 哲也
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2008 年 64 巻 1 号 p. 38-47

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抄録
 腐食は鋼橋で最も代表的な劣化現象であり,耐久性を左右する重要な因子である.しかし,腐食した部材の耐力評価方法については,十分に明らかとはなっていない.本研究では,腐食鋼板の引張・降伏耐力を整理するためのパラメータを明らかにすること,そしてそのパラメータを用いて腐食部材の耐力を簡易に評価する手法を示すことを目的として,以下の検討を行った.著しい腐食が生じたために撤去されたI 断面横構から採取した鋼板の腐食性状調査,腐食鋼板の引張試験,そして鋼板の腐食表面形状の測定結果に基づいたモデルと表面腐食形状シミュレーションを用いて作成したモデルを対象とした3次元弾塑性有限要素法による降伏耐力解析である.
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© 2008 社団法人 土木学会
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