土木学会論文集G(環境)
Online ISSN : 2185-6648
ISSN-L : 2185-6648
環境システム研究論文集 第41巻
電力使用量の削減を目的とした大規模な送配水システムへのMILPモデルの適用
荒井 康裕西江 光司小泉 明稲員 とよの石田 紀彦山﨑 千秋守安 純三郎
著者情報
ジャーナル フリー

2013 年 69 巻 6 号 p. II_149-II_156

詳細
抄録
 水道事業の取り組むべき課題の一つに省エネルギー化が挙げられる.水道事業における電力使用量の60%以上が送配水過程に関連することから,どこの浄水場からどの配水池を経由して水を送るのが最も合理的なのかといった,水運用の最適化問題が電力使用量の削減において重要な研究テーマとなっている.本研究では,送配水システムの電力使用量の削減を目的とした最適化モデルを提案し,実際の大規模かつ複雑な送配水システムを対象にしたシミュレーションを試みた.対象システムに関して,実際の水運用を再現するために配水池の貯水量の増減を実績値とする制約を設ける等,より実態に即したモデルを得ることができた.また,提案モデルを用いたシミュレーションにより,電力使用量の削減効果がどの程度期待できるのかを明らかにした.
著者関連情報
© 2013 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top