土木学会論文集G(環境)
Online ISSN : 2185-6648
ISSN-L : 2185-6648
環境システム研究論文集 第46巻
環境リスク評価を使った海面処分場整備の可能性
鈴木 武田中 裕一田谷 全康山崎 智弘木俣 陽一前田 勇司
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 74 巻 6 号 p. II_19-II_26

詳細
抄録
 管理型海面処分場の遮水性能は陸上処分場の考え方をもとに規制されている.そのため,管理型海面処分場内の物質が場外に出て人の健康等に与えるリスクを,処分場が海域への設置であることや投入廃棄物の性格を考慮して分析した.その結果,今回検討した範囲では,遮水壁の透水係数を緩和しても,人の健康等に対して安全性が確保される可能性があるという知見を得た.しかし,リスクの発生の仕方が処分場ごとに異なることや,より現実に近い検討が必要であることを踏まえ,更なる検討を行っていく必要がある.それらは同時に,各地の状況にあわせてリスクを評価して海面処分場の遮水性能を設計するほうが,より合理的である可能性を示している.
著者関連情報
© 2018 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top