土木学会論文集G(環境)
Online ISSN : 2185-6648
ISSN-L : 2185-6648
環境工学研究論文集 第56巻
幼少期の自然への関心や流域内の居住期間が水環境評価に与える影響
平山 奈央子武島 のぞみ
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2019 年 75 巻 7 号 p. III_321-III_327

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抄録

 本研究は,住民の水環境評価に影響を与える要因を明らかにすることを目的とし,住民559人のアンケート回答結果を用いて共分散構造分析および他母集団同時分析を行った.その結果,幼少期の自然への関心が高いほど,また,流域内の居住期間が長いほどその水域への関心が高く,それらの人は水草や外来魚の評価が悪い傾向にあることが分かった.また,水域への関心が高いほど,保全計画の認知度が高くアオコと外来魚の評価が良い傾向にあること,および,流域に関する知識点数が高く水質の評価が良い傾向にあることが分かった.さらに,居住期間が長いほどヨシの評価が悪い傾向にあることが示唆された.

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© 2019 公益社団法人 土木学会
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