2020 年 76 巻 5 号 p. I_393-I_399
八重山地方のサンゴ礁生態系と共存する持続可能な産業への転換を促すローカル環境認証を検討するため,農地からの赤土流出を抑制する営農対策について,その持続性の程度と土壌保全の程度から評価した.その結果,サトウキビでは株出栽培が推奨すべき営農形態であり,土壌保全の程度が高く,持続性も高いことが確認された.また,サトウキビの春植では1つ以上の対策を,夏植では深耕を行うことや2つ以上の対策を複合することが望ましいこと,パインアップルや野菜,切り花の栽培についても2つ以上の対策を複合することが望ましいことなどが明らかとなった.