2023 年 79 巻 21 号 論文ID: 23-21011
路面の縦断プロファイルは,供用条件のほか,舗装全体の支持力の影響により,経年的に変化していくものと考えられる.長期間にわたり路面を維持管理していくためには,縦断プロファイルと舗装の支持力との経年変化を踏まえた関係性を明らかにしていくことが重要である.本検討では,NPO法人舗装診断研究会での活動の一環として,2014年から2022年までの間で追跡取得した縦断プロファイルと,FWDたわみ量との関係について分析した.その結果,たわみ量D0およびD150と,プロファイル高さの差分には負の相関が認められ,特定の波長領域におけるプロファイル変化に対して影響度が大きいことを確認した.また,ある時点での舗装の支持力状態から,将来の縦断プロファイル変化を予測できる可能性が示された.