2024 年 80 巻 21 号 論文ID: 24-21023
これまで,BRI(Bicycle Ride Index)による路面評価は,自転車が走行する車道外側線付近の一測線上を対象としていた.しかし,自転車利用者は走行時にある程度の幅の間を走行するため,従来の線的な評価ではなく面的な評価が必要といえる.本研究では,MMS(Mobile Mapping System)を使用して取得した点群データを用い,BRIによる自転車走行路の評価を行うこととMMSの有用性についての検討を目的に,点群データから路面プロファイルを抽出しBRIを算出した.その結果,BRI値が高い箇所の路面性状を確認すると特異な路面性状が確認でき,MMSで取得した点群データから抽出した路面プロファイルを用いて,BRIを算出することで面的な自転車走行路の評価が可能であることを明らかにした.