2024 年 80 巻 21 号 論文ID: 24-21024
高速道路におけるアスファルト舗装の長寿命化を目的とした修繕工法として,高耐久型改質アスファルトを基層とアスファルト安定処理路盤に用いる基層・アス安高耐久化工法と,車輪通過部の下層路盤を一定間隔で強化するセメントパイル補強路盤工法を考案した.それぞれについて3DFEMによって算出したひずみから疲労寿命を求めた.基層・アス安高耐久化工法では,疲労破壊回数は,供用中のアスファルト混合物と同じ材料で修繕する場合の5.7倍になった.(基層-アス安)と(アス安-下層路盤)の層間付着の程度を変化させて疲労寿命を求めたところ,(基層-アス安)の付着が疲労寿命に大きく影響を及ぼすことが分かった.また,セメントパイル補強路盤工法では,供用中のアスファルト混合物と比べ疲労破壊回数が1.2倍になった.