2024 年 80 巻 21 号 論文ID: 24-21029
コンクリート舗装のマイクロテクスチャの算術平均粗さRaは,摩耗前後ですべり抵抗性との関係性が異なるといわれている.この原因を明確にするため,RaおよびJIS B 0671-2に準拠した負荷長さ率Rmrを用いて摩耗前後のマクロおよびマイクロテクスチャがすべり抵抗性に影響を与える要因について検討した.この結果,マイクロテクスチャのRaは,すべり抵抗性が低下したトンネル内路面のような平滑面や摩耗面に対する適用性は高いが,初期のほうき目形成状況や摩耗作用を受けたほうき目の残存状況によるマクロテクスチャの影響を受けやすい指標であることが示唆された.そこで,ほうき目形成状態の影響を受けにくいRmrと平滑面に適するRaを組み合わせたすべり抵抗予測モデルを提案した.